小田急線片瀬江ノ島駅
2020年08月21日
小田急線片瀬江ノ島駅 総集編
小田急線片瀬江ノ島駅 (1)
小田急線電車に乗って新宿から直通約1時間10分で片瀬江ノ島まで行ける行楽地行き特急があるロマンスカーである。都心からくると藤沢駅でスイッチバックして片瀬江ノ島駅に向かうのです。つまり先頭車両が後部車両となるのです。東海道線藤沢駅から3つ目の駅が片瀬江ノ島駅です。おおよそ15分で到着する。
さて、江ノ島駅と聞くと何処の駅を連想するだろうか。人それぞれ違うと思うがこれは、 ハッキリ江ノ島駅を区別しているのです。ここで整理してみようと思う。江の島と名が付く駅名は3つがある。
(小田急線、江ノ電、湘南モノレール駅のぞれぞれの駅がきちんと名前を分けている。小田急電鉄は片瀬江ノ島駅といい。江ノ島電鉄は江ノ電江ノ島駅である。湘南モノレールは湘南モノレール江の島駅である。
この小田急線片瀬江ノ島駅は、片瀬東浜海岸、片瀬西浜海岸、江ノ島水族、江ノ島まで一番近くまで行ける玄関駅なのです。
小田急線片瀬江ノ島駅 (2)
片瀬江ノ島駅は1929年に開業した駅で、旧江ノ島駅舎は建築後90年経過しかなりの老朽化が進んでいたこと、東京オリンピックのセーリング会場に江ノ島が選ばれたこと、そして藤沢市による駅前広場の整備が進められることをきっかけに、駅舎の建て替えを行う運びになったと星野社長は話す。改修工事は2018年2月から2020年の東京五輪セーリング競技にむけて改修工事をはじめられたのです。
片瀬江ノ島駅は関東の駅百選にも選ばれる程の有名な駅なので改修に当たって地域住民や観光客にも深く親しまれてきた駅なのです。新しい駅も竜宮造り(神社仏閣の技法)式のイメージを引き継ぐ竜宮造りの駅舎が完成したのです。
小田急線片瀬江ノ島駅 (3)
2年の歳月をかけて駅舎及びホームを改築したのです。旧竜宮城をイメージした駅舎より今回新しくなった駅舎は少し大きくなりました。デザインも前の駅のデザインを踏襲して朱色と白色を特徴的にデザインしております。あたかも日本の国旗のイメージです。駅舎の屋根の庇は手の込んだ竜宮造りになっております。外観には数々の意匠がちりばめられていて見ているだけで楽しい外観となっております。
注)竜宮造り(神社仏閣の技法のひとつ)
小田急線片瀬江ノ島駅 (4)
小田急線片瀬江ノ島駅の駅舎はつい最近2020年2月下旬に一部外観が完成され、その後7月30日に完成お疲労されたのです。小田急線片瀬江ノ島駅のホームは以前より空の明るい日差しが差し込むアーチ状の屋根になっております。ホーム改修工事によってホームが拡充されたことで広くなり安全に安心して乗降できるようになった。
小田急線片瀬江ノ島駅 (5)
片瀬江ノ島駅を降りて真正面に見えるのが丸く青い水槽が新しく設置された。古い駅舎にはなかった初めて登場した水槽である。観光客は電車を降りると真っ先に水槽に前に引き付けられるように沢山の人がむらがって楽しそうに見つめております。
新江ノ島水族館とのコラボレーションによって設置された水槽です。水槽はアクリル製で厚さ11cm 直軽2.5m円形 奥行72cm 水槽内の環境を維持するために水温調節機能やろ過機能、貯水槽も備える水槽です。
水槽の中には40匹の白い透明なミズクラゲが青い光に照らされ、きれいに鮮やか
に見える。浮遊するミズクラゲは時計と反対周りでゆっくり回遊して面白い。
幻想的な光景である。片瀬江ノ島駅構内の水槽を見るのも1つの楽しみなのかもしれない。
駅の正面改札は江ノ島や片瀬東浜海岸に行くとき良いだろう。右改札からは
江ノ島水族館や片瀬西浜海岸に行きたいならならここを利用するといい、
小田急線片瀬江ノ島駅 (7)レリーフ は「天女と五頭龍の伝説」
駅改札の手前で振り返ってみると頭上に木彫りレリーフ
が飾ってある。このレリーフ は「天女と五頭龍の伝説」をモチーフにして作成されたものです。その長さは約15mもある。この波の中に五頭龍、魚、たこ、亀などが彫られている。炸裂する波の感じはいいものです。
小田急線片瀬江ノ島駅 (8)ミズクラゲ水槽とデジタルサイネージ
駅構内水槽のミズクラゲの裏側には新江ノ島水族館から送られてくる画像をインターネット技術によって片瀬江ノ島駅で画像が(デジタルサイネージ)観れる。デジタルサイネージとして映像で魚群が楽しめる。
デジタルサイネージの特色は発色性が優れ、視認性が高く、動画がとして表現が出来る。また、時間帯によって画像を切り替えることができる。同じ画面を繰り返し使える。観光客がモニター画面をのぞいた時に違った画像を映し出すことができる。
新エノ島水族館内の魚群が画像として楽しめるのは、また江ノ島に来たいと思わせ、飽きてしまわないように楽しく見えるのもいい。
小田急線片瀬江ノ島駅 9)
おとぎ話では、浦島太郎が亀の背中に乗って龍宮城を訪れる話がありますが、現代の私たちは小田急線に乗って龍宮創りの片瀬江ノ島に来ることができます。
駅改札を出て片瀬江ノ島駅は外観を見渡すと。竜宮城を思わせる外観が目に飛び込みます。
駅のホームの入り口が白い袴門(はかまもん)その上に小さな赤灯籠(とうろう)が立てられ両窓には天女が描かれている。楼門になっており回廊がとてもいい雰囲気で造られている。
小田急線片瀬江ノ島駅 (10)
竜宮とは、龍の長(龍王)の宮殿が龍宮である、竜宮造りなので屋根の大棟には、龍かなと思ってよく見ると大棟両端にイルカホコが金色にキラキラ輝いて見える。
屋根には、7匹のイルカが設えてある。イルカは新江ノ島水族館を意識しての設えかなとおもうと合点がいく。しかし、何故奇数の七匹のイルカなのか解釈ができなかった。
しかし、大棟には鯱をのせるという先入観がある。鯱の頭は虎、口を大きく開け背中には幾重の鋭い棘持っているという想像上の動物です。火事の時には大きな口から水を噴き出して火を消すというものだ。鬼瓦同様守り神として大屋根に取り付けられるものですがここ新片瀬江ノ島駅ではイルカが設えてあります。
小田急線片瀬江ノ島駅 (11)
極めつけは、袴門、楼門と目を移していくとその上には破風の一番上には龍とイルカの2段重ねで設えてある。遊び心なのかもしれない。
江ノ島周辺には、天女と五頭龍の伝説があり、龍は水を司り、雨を降らす龍神、雨乞の神、海に住み、海の神、豊漁の神など龍にたいする信仰がある。そう考えれば龍を設えるのは当然の事なのかもしれない。
小田急線片瀬江ノ島駅 (12)五頭龍と宝珠
十二支における五番目の干支で辰は龍を意味する。
十二支における五番目の干支で辰は龍を意味する。中国では皇帝のシンボルとして扱われている。龍は人名用漢字としても広く用いられて神秘的なイメージがある。気象用語では竜巻となって天空に昇り飛翔すると言われる。
片瀬江ノ島駅には龍と宝珠が書かれているがこれは、ヒスイを描いたものと思う。宝珠はインド起源の「ナーガ」の持つ如意宝珠という神通力をこめたのが起源といわれる。そして波の中にイルカの装飾が施されている。龍に願いを込めているものと思う。
駅の袴門の中をくぐると4匹の亀が天井部分に設えてありました。
小田急線片瀬江ノ島駅 (14)イルカ
イルカと言うとどんなイメージを持つだろうか。イルカをドルフィン、フリッパーと呼びイルカが船と並走したり、人なっこい鳴き声やイルカショウでジャンプを披露したりします。
イルカショウを見たときに楽しくわくわくします。しかし、イルカを食べたいと思うでしょうか。イルカの愛らしさに好感を持つことでしょう。
イルカは体重に占める脳の割合がヒトに次いで大きく高い知性を持っていると言われております。子供の治療にイルカと遊ばせると子供にとってとても有益な効果を得られると聞いた事があります。
イルカはコミュニケーション能力がとても高い動物です。また、イルカは高い周波数のパルス音を発信して物体に反射された音からその物体の特徴を知る能力を持つと言われております。とても賢い動物というのが印象です。
このことからイルカに良い印象を持って頂いてまた新江ノ島水族を訪れて欲しいと願います。
大棟にイルカが跳ねております。
終わりに小田急線江ノ島駅には沢山の見所があり観光客を飽きさせない工夫が沢山あることに気付きます。駅のライトアップにより四季折々、いつ訪れても違った印象を抱くことでしょう。
2020年08月19日
小田急線片瀬江ノ島駅 (13)
先にも書きましたが、おとぎ話浦島太郎は助けた亀の背中に乗って海中の龍宮連れて行かれ乙姫らの饗応を受けるというのが物語です。
小田急線片瀬江ノ島駅のどこかに亀が設えないと話がうまく繋がりません。
駅の袴門の中をくぐると4匹の亀が天井部分に設えてありました。
ここの亀は頭部を収納することなく首が伸びていることから海棲した亀と思われる。
ここの亀の作りが一番粗削りに思えた。もう少し亀の甲羅を磨くとか木の素材を変えるとか。一番予算をかけてないように見えた。手の部分も色の違う木を差し込んだ程度に見えた。素人の私でも感銘を受ける亀の彫刻にして欲しかった。
2020年08月18日
小田急線片瀬江ノ島駅 (12)
十二支における五番目の干支で辰は龍を意味する。中国では皇帝のシンボルとして扱われている。龍は人名用漢字としても広く用いられて神秘的なイメージがある。気象用語では竜巻となって天空に昇り飛翔すると言われる。
片瀬江ノ島駅には龍と宝珠が書かれているがこれは、ヒスイを描いたものと思う。宝珠はインド起源の「ナーガ」の持つ如意宝珠という神通力をこめたのが起源といわれる。そして波の中にイルカの装飾が施されている。龍に願いを込めているものと思う。
2020年08月17日
小田急線片瀬江ノ島駅 (11)
極めつけは、袴門、楼門と目を移していくとその上には破風の一番上には龍とイルカの2段重ねで設えてある。遊び心なのかもしれない。
江ノ島周辺には、天女と五頭龍の伝説があり、龍は水を司り、雨を降らす龍神、雨乞の神、海に住み、海の神、豊漁の神など龍にたいする信仰がある。そう考えれば龍を設えるのは当然の事なのかもしれない。
2020年08月16日
小田急線片瀬江ノ島駅 (10)
龍宮とは、龍の長(龍王)の宮殿が龍宮である、竜宮造りなので屋根の大棟には、龍かなと思ってよく見ると大棟両端にイルカホコが金色にキラキラ輝いて見える。
屋根には、7匹のイルカが設えてある。イルカは新江ノ島水族館を意識しての設えかなとおもうと合点がいく。しかし、何故奇数の七匹のイルカなのか解釈ができなかった。
しかし、大棟には鯱をのせるという先入観がある。鯱の頭は虎、口を大きく開け背中には幾重の鋭い棘持っているという想像上の動物です。火事の時には大きな口から水を噴き出して火を消すというものだ。鬼瓦同様守り神として大屋根に取り付けられるものですがここ新片瀬江ノ島駅ではイルカが設えてあります。